夜行バスなのに、リクライニングがない、幸い隣の席が空いてたがそれでもしんどい。
何度も姿勢を変えながら、寝ることになる。
朝6時ごろ、目をあけると海岸線を走っていて、朝日がきれいだ。
ベトナム人の朝は早い、もう通学の学生が、自転車で走っている。
景色を見ていたが、寝不足だったので、うつらうつらしていた。
8時前にニャチャンに着く、予定よりはやかった。ホテルを探さなければならないが、
そのままバスの到着点のホテルMIAに決めてしまった。部屋は前の道を渡ったところの別館だった。
朝食付き5ドルだ。部屋に入り、たまっていた洗濯をする。、
写真 左 ポー・ナガール塔 右 ポー・ナガール塔より
しばらく休んで、町の北のはずれにあるチャンパの遺跡、ポー・ナガール塔を見に出かける。
ホテルの場所を勘違いしていたみたいで、道に迷い迷いポー・ナガール塔を目指す。
広い道を歩いていると交差点のところでスーパーマーケットがあり(たぶんマキシマート)、
プリンやスナック菓子・リポビタンDを買う、スーパーマーケットでは定価が決まっていて、
ぼったくりに合う心配はない。レジも日本のものとは少し違い、パソコンのプリンター
が横に置いてあり、幅広のプリンター用紙がレシートになっている。
スーパーを出てさらに進むが、遺跡は思っていたよりも遠い、シクロかバイクタクシーを
使えばよかったと後悔するが、ここまできたからには歩き続ける。遺跡の手前の橋の近くで
ヌッォク・ミア(さとうきびジュース)を買う、ビニール袋に氷とストローをいれてゴムバンドで
とめてくれた、甲子園の勝ち割り氷を連想する。冷たくて程よく甘い。
写真 左 ポー・ナガール塔より 右 ポー・ナガール塔内部
ポー・ナガール塔の入り口で料金をはらい階段を登ると、ニャチャンの港をはさんで街が広がりとても景色がいい。
写真屋さんがいて、この景色をバックに観光客の写真を撮っている、ポーズをとる様に指示しているのがほほえましい。
先ほどから遺跡と書いてきたが、ポー・ナガール塔はまだ形も整っていて、信仰の対象としてお参りもされている。
だから遺跡と言うより、古い寺院と表現した方がいいかも知れない。建物の中には線香が煙り、きれいに祀られている。
ホイアンから行ったミーソン遺跡もこのように祀られていたんだろうと想像できる。
写真 左 パチンコで木の実を取っていた 右 落ちてきた木の実
ひとまわりして階段を降りる、階段の途中で子供たちがパチンコで木の実を取っていた。7〜8メートルぐらいの高さで
5センチほどの殻の中に2センチほどの木の実がいくつか詰まっている。小石をパチンコで飛ばして、殻に当てるのだ。
当たると、小さな木の実がバラバラと落ちてくる。パチンコをするものと、木の実を拾うものと分業になっていて、
年下の子供が拾う役目だ、木の実を食べさせてもらったが、甘味があっておいしかった。
写真 左 フランス製の古いバスが走る 右 ニャチャン海岸
帰りは、ダム市場に立ち寄ったがやはり道がわかりにくく、海岸線に出て砂浜を歩く。
砂浜には、椰子の木が立ち、水遊びの子供たちやデッキチェアで本を読む人など、それぞれにゆったりした時間を
楽しんでいる。ホテルで一休みした後、再び出かける、ニャチャン大聖堂では、ちょうど午後の礼拝の時間だった。大聖堂も少し高台にあり景色がいい。
フランス文化が漂う所だ。
写真 左 ニャチャン大聖堂聖人像が並ぶ 右 ニャチャン大聖堂のステンドグラス
夕食はダム市場の近くで取る。ダム市場でフルーツを買ったが安かった。海岸線のお土産やも、ベトナム人の客が多く良心価格だった。(ベトナム人も値切っていなかった。)ここではまだあまり旅行者あいてのぼったくりは少ないようだ。ホテルに戻る前、途中にあったツアー会社で島巡りのツアーを申し込んだ。明日の朝ホテルに迎えにきてくれる。
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