朝5時に目が覚める。ホーチミンでバドミントンに行くようになってから早起きになってしまった。
でもその分夜は早く寝る。シャワーを浴びていると今日は5:30にモーニングコールがなった。
6:00にツアーの迎えがきた、ほとんどが昨日と同じメンバーだ。みんな顔見知りになっていたので、
盛り上がりが早い。昨日の教会を見たあと朝食のホテルに、今日は順調だ。
ガイドは昨日とは違って、現地のオフィスの人だった。地元の人で年は44歳、
この場所で戦争を体験したという。
写真 左 ロック・パイル 右 木のない山
ここからはまず内陸に向かう、アメリカ軍の飛行場の跡地(ケサン基地)を目指していくルート9というコースだ。
小1時間ほどで見晴らしのいい峠でバスは止まる。正面に見える岩山が「ロックパイル」アメリカ軍のミサイル基地のあった所だ。
ここから見えるほとんどの山には木がほとんど生えていない、これはアメリカ軍がゲリラ攻撃を恐れて焼き尽くしたからだそうだ。
でももう30年も経っているので少しおかしいような気もする。
写真 ケサン基地
写真 左 図 右 追悼碑
続いては到着した所はケサン基地、小高い丘の上にある空港のあとだ。基地の周りにはコーヒー畑が広がっていて
少数民族の村がある。車が通ると村の子供が手を振ってくれる。
そう言えばベトナムはやたらと子供が多い、そして年寄りが少ないやはり早死になのだろうか。
ケサン基地では少年がアメリカ軍のバッチとかライターとかを売っている。あまり人がこない所で厳しい商売だ。
ホーチミンルートに続く橋を見学した後、朝食を取ったホテルに戻り昼食になる。
フライドチキンとライスを注文すると、鳥めしになって出てきた。
写真 左 コーヒー畑 右 民家
写真 左 ホーチミンルート 右 旧国境
昼からはルート1のコースをたどる。かっての国境だった橋、そして農村の牧場を通って地下壕の後へといった。
牧場には大小の穴が至る所にある。アメリカ軍が落としていった爆弾でできた穴ということだ。
写真 牧場の穴
地下壕は地元の農民たちが疎開するのを拒んで、自らの力で掘り作り上げたものだ。
中にはあちらこちらに道や部屋が作られていて思っていたより大規模なものだ。
写真 上 トンネル案内図 下 トンネル
ガイドの後をたどりトンネルを進むと10分ぐらいで外に出た。そこは海岸線になっていた。
閉塞された空間から出てきてとても爽やかだ、でも爽やかさをゆっくりと味わうことはできなかった。
お土産の売り子が待ちかねている。ベトナムではどこでもこうだ。そのバイタリティーに敬服する。
ツアーのコースはここまで、ドン・ハでガイドが降り、一路フエへと向かう。
フエには6:30頃到着した。夕食はフエ料理の店に行き、
帰り道おやつを売っている屋台で少し食べただけで20000ドンとぼったくられてしまった。
屋台はやはり要注意だ。
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