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2001年 3月 1日(木) ホイアン・ミーソン
  6時に起きる、昨日のビデオを見る、するとハノイで撮ったビデオに重ね撮りしていたのに気づくショック。泣きたい気持ち。お風呂に湯を張ってつかる。
  今日は、8:00発のミーソン遺跡ツアー+ボートトリップ(軽食付)に出かける。
  ミーソンまでは思ったよりも遠い、約2時間かかった。 入り口の手前でバスを降り入場(50000ドン)、小川を渡ると今度はジープにのり、3分ほどで遺跡群に着く。
ミーソン遺跡遠景 調査中の遺跡 写真 左 ミーソン遺跡遠景   右 調査中の遺跡

 ベトナムのアンコールワットと言われるぐらいの遺跡なのに、ここの保存状態はかなりひどい。  盗掘の被害で、首から上のない像があちこちにあり、アメリカ戦争の時の弾痕や砲弾で出来た穴が残されている。 荒れ果てた姿にチャンパ族の栄枯盛衰を思いながら、森の中に点在する遺跡群を巡っていると、真っ赤な花で飾られた遺跡がある。 近づいてよく見ると、それは人の手で飾られたものではなく、遺跡の上にかぶさる木から落ちてきたものだとわかった。2時間ほど遺跡を見学した後、再びバスで移動する。
弾痕が残る遺跡 自然の花が遺跡を飾る 写真 左 弾痕が残っている遺跡   右 自然の花が遺跡を飾る

 1時間ほどで大きな橋の手前で停車、ここからはボートに乗って行く。
ゆったりとした流れの中を舟は進み、40分ほどで島に着く、ここは陶芸の島だ。 舟が着くと子供たちが寄ってきて、あちらこちらと案内する、10分ぐらいで島を1周出来る。 レンガやかわら、瓶やつぼ、そしてホイアンの町で見た、素焼きの笛がここで作られていた。 子供たちは笛をざるに入れ、「案内のお礼に買ってちょうだい。」とくる。もちろん買う。
*追記* ホイアンの素焼きの笛は他の町では見ることがなかった。また、島のほうが安かった。  
案内する子供 窯もいたるところにある 写真 左 案内する子供   右 窯もいたるところにある

 船は陶芸の島を離れ、次に着いたのは造船と木工品を作っている島だ。木工品の工場では、若い職人が一途に彫刻を彫っている。 建物の奥は製品の展示場になっていて、気に入った商品があれば、送ってくれるらしい。その島を出るとすぐにホイアンの港に着いた。 港では、今舟から降りて来たのを見ているのにかかわらず、「舟にのらないか。」と声がかかる。 昨日買ったホイアンの観光チケットが、まだ残っていたので福建会館、歴史文化博物館、チャン家の教会と見て回った。 ホイアンの観光スポットは、どこも英語なら説明してくれる。
ホイアン港の建物 アイスクリーム屋 写真 左 ホイアン港の建物   右 アイスクリーム屋

 映画のロケ地は日ごとに変わっていて、舟から戻ると、ホイアン港から市場へと続く道が、通行止めになっていた。 街のなかを、シクロを改造したアイスクリーム屋が通る、独特のBGM付なのですぐにわかる。    今晩ニャチャンに向けてたつ、デラックスバスと案内には書いてあるが、リクライニングが全くない、13時間かかるようなのでけっこうきつそうだ。

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