朝ごはんは昨日スーパーで買ったお菓子、やたらと甘い。
8:00にボートツアーの迎えがくる予定だ。フロントで待っているとバイクで迎えに来た。
バイクの後ろに乗るとボート乗り場まではすぐだった。フォーン川の川岸はゆったりとした公園になっていて、
堤防を木のはしごで降りた所にボートツアーの船が並んでいる。
最初はほとんど人がいなかったが、船が出るまでには満席になった。
ほとんどが白人でベトナム人も1組いたが、日本人は私以外誰もいなかった。
満席になって程なくボートは動き出し、ゆっくりと川を遡って行く。
写真 ティエン・ムー寺
3本の橋をくぐり抜けて対岸に停泊、ティエン・ムー寺だ。停船時間は20分と言っている。
ティエン・ムー寺はフエの旧市街のはずれにありベトナム人もたくさんお参りに来ていてにぎわっている。
川岸から階段を登ると景色がいい、まず石塔があり本堂は奥だ、本堂は装飾色彩豊かに飾られていて、その中の
黄金の仏像はさらに照明で効果をだしている。
写真 左 ティエン・ムー寺 右 ティエン・ムー寺
船はティエン・ムー寺から離れ、昨日道を聞いた船着場で泊まった。ここでは40分と言っている。
ここからはカイディン帝廟に行くのだが、少し離れているのでバイクタクシーを利用しないと無理だ。
カイディン帝廟は昨日バイクで行ったので川岸で待つことにする。
ティエン・ムー寺からここまでは時間がかかるので、
船の中でお土産を売り出した、小さな仏像や絵葉書を見せて回ってくる、
さらに他の船が近づいてきたかと見ていると、新たなお土産屋が乗り込んできた。
新たなお土産屋は荷物を広げると服を売り出した。
小さな絵を6枚とカイディン帝廟へ行く岸で待っている間に服を買った。
写真 左 お土産屋が移ってくる 右 船の中がお土産店になる
次に船はミンマン帝廟に着く。船の女の子が「30分」と言うと、白人の客から「遠いから1時間にしろ。」というクレームがつく。
「昼ごはんがあるから30分にしている。」という説明にその客は「食べてくるからいらない。」とこたえた。
結局、ご飯のいる人は30分で戻ってきて、いらない人は1時間後に戻ってくることになった。
ミンマン帝廟は、船着場から5分ぐらいのところにあり規模も大きくかなり広い。庭園もきれいに手入れされている。
白人の客が1時間にしろというのもうなずける。しかしフルーツやジュースお土産の店はあるがご飯を食べさせてくれる所はなかった。
写真 左 カイディン近くの川原 右 ミンマン帝廟
船に戻ると、椅子は片付けられていて、ござが敷いてある。ござに腰をおろして昼食だ、
すこし塩辛い焼きたまごにご飯、その下に麺がある、おかわりもできる。
食事をしながら船はホンチェン殿へ、ホンチェン殿は川岸の岩盤を利用して作られた寺院だ。
岩盤の階段を登ると狛犬が出迎えてくれる。規模は小さい。 ホンチェン殿を見ている間に船には再び椅子がだされている。
写真 左 ミンマン帝廟 右 ホンチェン殿
船は最後にトゥドゥック帝廟前の川岸へ、ここも目的地のトゥドゥック帝廟に行くにはバイクタクシーが必要だ。
カイディン帝廟と同じく昨日行った所なので船で待つことにした。
この船は、女性だけで運営している、大人が2人・子供が3人だ。1番上の子供は英語を話す。2番目の子供もよく働く、
船が泊っている間にさっきの昼食の皿を洗っていた。
船はいよいよ帰途に、客の1人が椅子を船室外に持ち出しデッキに座っていると、中に入る様にいわれている。
危険性はないようだが、規則があるようだ。
フエに戻ってから夕食と散歩に出かける、フエには学校がたくさんあり学生の街だ、フォーン川沿いのレロイ通りには
ビヤガーデン風のミルクバーが並んでいて、夜になっても学生や小学生位の子供がたくさんいる。
屋台もおやつ屋さんが多い。
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