朝5時にモーニングコールがなる。頼んでいたのは確か5:30だ。
今日はDMZツアーに行く。6:00にツアーのガイドが迎えにきた。日本語もできる人だ、
ツアーのガイドは英語のガイドだけだと思っていたのでラッキーだ。
市内のホテルを何件か回りいよいよ出発、旧市街を抜けて、郊外を走り出してしばらくすると車の調子がおかしくなりストップ、
そして近くの修理屋に。1時間ほどで修理が終わり再び走り出す。
しかし修理もむなしくまたまたストップする。今度は田園地帯の中なので、ガイドがバイクタクシーで修理屋まで戻り部品を
取ってきた。この2回の故障騒ぎで2時間ほどロスしてしまった。そしてやっとのことで最初の目的地の教会跡に着く。
この教会で激しい銃撃戦がありいたるところに弾痕が残り悲惨さを物語っている。
写真 左 教会 右 教会
教会は10分ほどで見終わったが、なかなかバスが出ない。
おかしいと思っていたら代わりの車を持ってきた。ローカルの路線用ミニバスで、後部の座席は対面式になっている。
写真 故障したバス
そのバスで朝食ポイントのホテルまでいく。着くともう11時を過ぎていた。おそい朝食の後、バスは全然出発しようとしない。
ツアー会社の説明では、「代わりのバスを手配しているが、すでに時間的な無理がありルートを短縮してツアーを続行したい。」
ということだが、乗客の白人たちはそれでは納得しない、明日ツアーをやり直すように要求している。
でもそれでは、いけなくなる人もいる。私もその一人で明日はホイアンに向かうことになっていた。
日本人は4人いたが、みんなそのようでツアーの続行を希望したが英語力がなく白人の要求に押し切られてしまった。
しばらくするとツアー用のバスが来たがフエの町に戻ることになった。
フエのツアーオフィスで代金を返してもらったが、やっぱり残念で仕方がない。
ホイアンのホテルの予約の変更を聞きに行くとあっさりと受け付けてくれたので、明日再びDMZツアーにいくことに決める。
チャン・テェエン橋を渡り旧市街のドン・バ市場に行く。市場に着くと女の子が日本語で声をかけてくる、お土産屋の客引きだ、
見るだけといわれて付いて行くと服を売っているところだ。
民族衣装のようなものを着せられて、これがいいといっている、値段もそんなに高くないようなので買ってしまった。
写真 左 ドン・バ市場 右 ドン・バ市場
市場の外に出ると違う子がまた日本語で声をかけてくるが今度は断った。
ベトナム人は、日本語を勉強している人が多い、特にこのフエは学校の町なので学んでいる人が多いようだ、
客引きだけでなく裏町を歩いていても、純粋に勉強したいからと声をかけられることもあった。
市場を出て東のほうのフラッグタワーを目指す。フラッグタワーは旧市街の王宮の1番外側の城壁の一部で王宮の正面を守る。
フラッグタワーの近くの王宮の城壁や見張り台は自由に入れる、
見張り台のひとつに上っていくとホームレスの住まいになっていたのですぐさま引き上げた。
写真 左 ベトナム国旗 右 フラッグタワー
フラッグタワーは大きく3段になっているが2段目までしか上ることができない。
ここは砲台にもなっていて王宮や川をはさんだ新市街が見渡せる。
フラッグタワーの角に機関銃が組んで立ててあったので撮影していると警備の兵隊が近寄ってきた、
撮影したばかりのビデオを見てもらい盛り上がっていたら、上級の兵隊らしい人がやってきて、追い返されてしまった。
写真 左 機関銃 右 警備兵
フォーン川の橋を渡ってホテルに向かう。橋は少しアーチがかかっていて荷物をたくさん積んだシクロは押して上っていた。
橋の真ん中あたりでは、自転車の金魚売が客を待っていた。
写真 左 シクロ 右 金魚売
夕食はフォーを食べたが、飽き足らずに夜食を食べに出かける、フエ初日から探していたLAU DEという店を見つけることができた、
LAU DEは鍋物と焼肉の店だが、店内にはガラスの水槽が置いてありカエルが跳ねている、これもメニューのひとつらしい。
やぎの焼肉を注文する、焼肉は生野菜と一緒にライスペーパーで包んで食べる。やぎ肉は思ったより臭みがなく食べやすくビールがうまい。
明日はまたDMZツアーに行くことになっている。またまた朝が早い。
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