いよいよアユの解禁、前年は解禁日を間違えてしまったが、今年は解禁日に釣行できた。
といっても、解禁日の人ごみはどうにも好きになれない。ゆっくり行くことにして出遅れること6時間、昼過ぎに周山に着いた。
釣り場に着いて川を見ると意外と人が少ない、おとり店に聞くと、朝は絶好調だったらしく1番アユが釣りきられて、
あたりがなくなった所で帰った人がかなりいるようだ。
とりあえず、漁協前で竿を出す。本命の瀬のポイントはさすがに人がいて、上手のチャラ瀬が空いていたので場所を
ここに決める。
チャラ瀬の上はトロ場だが、泥が多く期待が薄い、
改修工事の前は岩盤があったり玉石があって結構楽しめたのに、いつのまにか悲しい状況に変わってしまった。
最初は4本イカリで泳がせたがぜんぜんかからない、1番アユはほとんどいないようだ。
チャラ瀬の少し深いところでぱらぱらとアユが群れている、3本チラシに仕掛けを変え群れアユ狙いにする。
その中で追いを見せているアユがいて、おとりに近寄ったかと思うと1発で針掛りだ、見釣りはこれがたまらなくいい。
18pほどの元気も香りもいいアユだ、おとりを付け替えるとすいすいと泳いでいく、期待にわくわくする、
まもなく期待どうりにもう1匹をつれて帰ってきた。今度は15pほどの小ぶりのアユだ。
先ほどの群れアユの中に入れるがぜんぜん掛からない。
ときどき追いまわされているのも見えているのだが、惜しいところで掛からない。
仕掛けが悪いのか針が悪いのか悩んでしまう。
結局ここでは見釣りの罠にはまってしまい、おとりを引き回す結果に、そして広く探るころができなかった。
ほとんどの人が帰ったあと、しもの瀬に移動して仕切りなおしだ。
瀬の一番下まで行き瀬落ちから釣り始める、すぐに当たりがきた型のいいアユだ。
入れ掛りで2匹目、今度はまっ黄色のアユだ。少しずつ釣りあがっていき、移動してから6匹釣ることができた。
解禁日はいつも寒くて釣りつらい日が多いが、今日のように暖かい日は初めてだった。